200502231.html

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割り算について(機械設計者の常識かぁ?)答え

問題は
理由と根拠をおたずねしたいのです
割り算の仕方考え方を聞いて居ります
では 問題です 

下図 体重70(kg)の女性が30(kg)の荷物(図はおにぎりですが)を持って合計重量100(kg)で
4本脚のベンチに腰掛けています
ベンチの脚 1本に加わる荷重は設計上何キロと見たらよいでしょうか
ベンチの幅は100(cm)奥行き50(cm) ベンチ重量は無視します
    

(ご注意 上図登場人物は 私目と全く関係の無い 架空の人物図であります(*^_^*)
 又  30(kg)のおにぎりですが こんな物は日本に有りませんが 仮定したものです )

答え
W=W0/nk=100/(4x0.7)=35.7(kg) となり 別に数値を変えても良いとなります

  W0:総負荷(kg)
  W:1本に加わる荷重は設計上荷重(kg)
  n:ベンチの脚数(本)
  k:荷重係数(-)

説明
1.中央に座ってW=W0/n で持ったとして 
  くしゃみをして ベンチがつぶれたとします
  『このベンチは くしゃみ をしたら つぶれた 誰が設計した!』と
  言われるのを 防ぐのは 安全率や 許容応力の問題で
  本問題の趣旨からはずれます
  本問題は
  1本に加わる荷重は設計上何キロ(kg)を計算します

2.荷重を本数で割る割り算なのですが
  W=W0/n などは こと機械設計では ほとんど有りません
  ただ数字を割るのは お金の計算や 算数なのであります(*^_^*)
  荷重は 動いていたり 変動したり 振動や 衝撃が有ったりします
2.1 分子について
  体重70(kg)の女性を   W=70(kg) と するのは可笑しいと言っています
  日によって体重は変わる物だし
  時間によって 食後と トイレ後で 体重は異なります
  まして 女性の場合 
  74(kg)を 約70(kg) と言ったりしかねないですよね
  まあ 常識的には 74.9(kg) から 65.1(kg) を 約70(kg) いうのが普通と思うのに
  65.1(kg)の女性は 絶対 70(kg) と言いません 65(kg)以下と言います(-_-;)

  決して この場合
  約70(kg)ですよね などと 女性に向かって
  口が裂けても言ってはいけません
  65.1(kg) の場合 「64.9(kg) ですよね!」って言うのを小堀設計では基準としています(*^_^*)
  すると 貴方は 問題の 体重70(kg)の女性を   W=70(kg) としませんでしょ(*^_^*)
     (ご注意 上図登場人物は 私目と全く関係の無い 架空の人物の体重であります(*^_^*) )

  別に人でなくても バケツでも良いのです
  100(kg)容量のバケツを テーブルにおいたとします
  こんなの 100(kg)いつもあると思えません
  110(kg)かも知れませんし 90(kg)かも知れません−−−−バケツ等は最大15%見ます 一杯のバケツ(バケツ容量)についてを参照
  
  要するに 荷重は変動するのは 当たり前なのです
  もちろん 今の場合もです−−−−−@

2.2 分母について
  又 座る場所なども
  ベンチの幅は100(cm)奥行き50(cm)の中央に座ると
  EIが同じであると 反力は距離に比例するので
  当分となり W0/4 となりますが
  そんなの 中央に座ることは 1/1000も有りません
  
  今の場合 お尻の臀部の山のピッチが20(cm)はある
  など 女性に向かって言うことは 禁句です
  それで
  体を傾けると 今の場合 20(cm)はずれると 思います
  となります

  別に人でなくても バケツでも良いのです 
  中央に バケツを おいてくれると 限りませんよね
  1割はずれます−−−−バケツ等は最大15%見ます 一杯のバケツ(バケツ容量)についてを参照
  15%を越えると 置き方が悪いと注意します
  要するに 設置場所は変動するのは 当たり前なのです

  もちろん 今の場合もです −−−−A

2.3 割り算について
  分子,分母は@Aによって変わります
  @Aによってです
  この @Aは 現状へのマッチングの数値です
  現状を計算式 W=W0/n にするには 無理が有るからですよね
  そこで 
  k:荷重係数(-)を 分母に入れるのが一般的です
  もちろん 1/kを 荷重比として も良いですよ 貴方の好きにすればいいです

3.k:荷重係数(-)
さて この係数は
    荷重は 50(kg)でも 888(kg)でもいいです
    割合を問題とします
    ベンチの足は 2本でも 6本でも 良いのです
    足までの剛性比の割合を問題とします
今 2点支持で スパンL1,L2を変化させて 重量100(kg) と 一割増の110(kg) を変化させた
  反力R1,R2を計算しました

  
3点支持でも4点支持でもN点支持でも良いのですが 2点支持がもっとも大きく変化し安全側となります
重量100(kg)100(cm)は 100%と数字が同じなので100(kg)100(cm)としただけです
寸法割合50(cm)+50(cm)=100(cm)は 
別に40(cm)+60(cm)=100(cm)でも70(cm)+30(cm)=100(cm)
でも 割合のため同一となります
お暇な方は 計算してくださいませ−−−比率反力に対して同一比率変動します
スパンと荷重を変化させた割合 k1,k2=1との比較は
W=W0/(nk) の
kは下表となります

0.05で 切り上げると
kは

となります

3.1 係数の使い方
すると 私は
@を→W0の変動を 1.1倍
Aを→配置の位置を 1.2倍と見たので  k=0.7 と したので有って

貴方が いいえ W0は たとえば 仕様書に 1.05と書いてあるので守るとか
          お尻の臀部の山のピッチが20(cm)はあるので 1+20/2/100=1.1と判断するなら
     k=0.85 となります しかもこの値は 判断に対して安全側です
     現実とのマッチングを 貴方が決めるのであります
    だから 数字は設計者が決める物で 貴方の判断となります

W0=100(kg)
n=4(本)
W=W0/n =100/4=25(kg) は 算数の計算上の割り算なのです−−−−B

W=W0/nk=100/4x0.7=35.7(kg)が 設計上の割り算です−−−−−−C
私目のです

Bは誰がやっても同じ結果となりますが
Cは 人によって答えが変わりますよね
 
ここに 技術力判断力の差が有るわけです
数字を入れたら答えが出るのは 算数の計算上の割り算なのです
本や教科書は ほとんどこの 計算上の割り算をやっています

現実には そんな物は無いのです 見たこと有りません(*^_^*)

たとえば σ=W/A  なんて式が有りますよね
計算は 誰でも出来ます−−−−−D
しかし 設計上の割り算を
ぱっと的確に出来るのは 10年ほど掛かるのです−−−−−E

  設計歴 10年 32才あたりになっても 時々間髪なく数値で言えない人が居られます
  全く恥ずかしいと 思っていません
  それは Dレベルなのです
  そうなのです たとえば
  下位バージョンのCADでは 上位バージョンのCADは見えませんが
  上位バージョンのCADでは 下位バージョンのCADはよく見えますよね
  EのかたはDの方を見えますが
  DのかたはEの方を見え全く見えません

  それで 
  Dの方が σ=W/A 応力計算ぐらい出来ますよ などと言ってると
  Eの方が 「ああ そうですよね」などと会話するわけです
  ああ この人 まだ 割り算が出気ないなぁ〜
  中学を出ても 高校をご卒業しても 大学をしても キャリア採用されても
  小学校で覚えた 割り算が 出来ないんだなぁ〜
  「そうなんや」って 思われるわけです

 

こんなの数値で言えるようになるべきです
全部は覚えませんが 

荷重・スパン変動想定%値 k
荷重5%+スパン5% 0.9
荷重10%+スパン10% 0.8
荷重15%+スパン15% 0.7

上表なら 覚えなくても 頭に入りますよね −−−1-荷重%-スパン%で良いわけです(^O^)

(注意
 記号説明等
 W0:仕様重量(kg)
 kw:荷重想定変動量(1+割)-----kw:INP.
------k1に相当
 W:設計想定重量---W=kw*W0
 L:スパン(mm)
 La,Lb:スパンの支点から荷重までの距離(mm)
 kp:t荷重位置想定変動量(割)-----kp=p/L-------k2に相当
 荷重変動比 k=W/W0=kw(1+kp)  荷重変動係数 1/k 
とするのが正と思っています
 本ページ k→1/kは と読み替えてくださいませm(_ _)m )


5年生(約27才)では 常識と思いますが
こういう 概念を持っていない人は
かけ算が まず出来ません ので注意しましょう
  (今の貴方は σ=W/Aの A(:面積)が多分 出せませんが
  又の機会に 正方形1辺の長さ3(mm)の断面積の求め方を書きますので 楽しみにしてくださいませ
  なお 考えのかけ算は 組み合わせとやり方を言っています 設計数字のかけ算では有りません)
それは このページの意味さえも理解していないからです

もし 先輩や客先から W=100/4=25(kg)と言われたら
「こんなの 変動の概念がないから だめです」なんて言ったらだめですよね
「そうですよねW=100/4=25(kg)ですよね」っていうのは当然です
これは 算数を言っているので有ります
頭の中は  W=100/4k=25/k(kg) 有ることを承知で 返事致します
貴方は設計者なのです
客先の依頼と設計者とは計算が違うからです

機械設計では W=W0/n などの 杓子定規なものは この世に無いとお思い下さいませ
有るのは 概念の場合です 円ドルの価値や 数字とかです
これにて 割り算が出来るようになりました
おめでとうございます

たかが 割り算 されど 割り算 注意してくださいませ
明日の 貴方のために
だって 「いつまでもピカピカの一年生です!」 って 言える立場ですか?−−−だったら良いのですが
設計1年生は基本の基本を覚えてくださいませ −−−「割り算について」 
まあ
「設計の割り算」と言った方が良かったでしょうか  頑張って下さいませ

−−−− これにて 割り算は 卒業です−−−−−−−−−−
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追記 人に教えるのは 1度にしましょう 笑顔でね
2度言うと この人何言ってるのだろう と 思われるのが落ちなんです
本当は 理解してもらいたいのですが なかなか 理解してもらえないのが 残念です************************************************************************

明日の 貴方のために 頑張ってくださいませ(^_^)/~

  
4.突然ですが 幸せのアンケート投稿ありがとうございました
  20050303 で 102ヒットとなりました
  投稿して頂いた 貴方を 高く評価致しております(^O^)

  まだの方は 是非協力してくださいませ(^_^)v

  



機械設計開発者が 簡単に仕事が出来るように ここからお祈りいたします