200502101
長方形の断面二次モーメントについて答え
それでは 問題です
梁計算などに使う
長方形の断面二次モーメント
この計算は どんな式を使って算出していますか
頭の中は どんな式を使っているでしょうか
答え
I=(Ixcos2θ+Iysin2θ)+AL2です
1.説明 .
図1

I=bh3/12---式
は公に使います表示しますが
計算はしません
他の形に追従しませんので
覚えなくてはなりません
証明は
I=2∫(h/2)2da=2∫(h/2)2bd(h/2)=2[(1/3)(h/2)3b]=bh3/12
でしょうか
図2

Bさん 「こんなの 基本じゃん ハハハ
I=∫h^2dA=∫h2bdh=(h3/3)*b=bh3/3 」 なんていう先輩も居られます

は こんなの 仕事でてきます?
まあ 特種です 滅多にでてきません
図4
「これは I=b3h3/{6(b2+d2)}で 設計便覧に載っています」は
角材が回転したとき位で使用でしょうか
最弱断面ですよね 時々ですよね
三角形では
L=(h2+b2)^0.5 面積の成分横長さは
e方向の高さyによってL-Ly/e と変わります
I=2∫(L-Ly/e)y2dy=2[Ly3/3+Ly4/4e]=2[(4Le3-3Ly4/e)/12]=2*(e3/12)(4L-3L)=e3L/12
一方 e=bsinθ sinθ=h/L より e=bh/L=bh/(b2+h2)^0.5
よって 長方形は
I=2e3L/12=(1/12)*{(bh/(b2+h2)^0.5)^3}*(h2+b2)^0.5=(1/6)*{b3h3/(b2+h2)}
となるのでしょうか
図3
こんなの 本当に 仕事ででてきます?
ほとんどでてきません
L=b/cosθを 長方形図2による I1=(1/3)h(L3)に代入したものと
図4に示す 三角形で求めたようにI=e3L/12で L と高さを求めてh'/3の重心までをだして AI2分を
加算して 合計を2倍すれば 式が出来ます この式を
ごちゃごちゃ 分解して 再度合体して 整理してすると
I=(bh/12)*(d2cos2α+b2sin2α)が 出てくるはずですよね−−−−出来ません アッチャー(>_<)
出す気が無いのですが(-_-;)
お暇な方は 頑張ってくださいませ(^O^)
というわけで いろいろ 覚えても
計算しても
本で見ても
大変ですが
I=(Ixcos2θ+Iysin2θ)+AL2ならば すべての ポーズに対応で来ます
この式は
図3の式
I=(bh/12)*(d2cos2α+b2sin2α)から
=(bh3/12)cos2α+(b3h/12)sin2α
=(Ixcos2θ+Iysin2θ)が 出てきますよね
この方が ピント来ますよね
ああ 長方形は
I=(Ixcos2θ+Iysin2θ)+AL2でよいのだって
こんなの 本に載っているのですが
使用しないのです
それで
I=bh3/12って公に計算書には 書いているのですが
現実は I=(Ixcos2θ+Iysin2θ)+AL2で計算します
2.下をjavaで作ってみました
今 幅10 高さ20で 角度許容誤差を1度 L=0で計算しました

すると @に答えが出ますが Iで許容誤差をみて 丸めます 下枠中 Bの行となります
| 計算式 | A= | Z=(mm3) | I=(mm4) | 記事 | |
| A | I=bh3/12 |
200 | 666.66 | 6666.66 | 単独に計算 |
| B | I=(Ixcos2θ+Iysin2θ)+AL2 |
200 | 660 | 6640 | 設置角度1度 公差−1 |
Aは 形状の位置によって 式をいちいち変えなければなりませんが
Bは いつも同じです
また 上のjavaで組んでみたものは Iの値で的確に丸めることが出来ます
大体でよい 大体の数値が はっきりしています
AZIどれでも 判定時 どこまでよれるかは Aで判断しますので
際際までのよりが可能です
3.先輩の中に 大体でよい 大体でと 笑顔で仰る方が居られますが
その大体は 何%までの大体か 数値で言わない方が居られます
聞くと 「大体言うたら 大体やがな 」って仰るわけです
これでは
「やかましい! お前なんか 自己責任でやっとれ! 事故責任じゃ」としか聞こえませんよね
さっぱり判りませんよね
それで 「そうですよね 大体でいいですよね」ってあいずちを打つ事となります(*^_^*)
この状態では愚直に設計すると 安全率が上がってしまい安くなりません
それで 確実に大体を 早く安くするには
I=(Ixcos2θ+Iysin2θ)+AL2でやると 本を見ることもなく
種類に対応できて 角度誤差を見て 更にこの場合は公差を見ることが出来ますので
確実に大体というものを 早く安く判断出来ます
4.貴方はこれにて言えますよね 後輩が聞いてきたら ちゃんと 数値で言えますよね
今の場合 Zで 2%は見ておかないと判断違いが起こることが
そして 数値の 大体は
(@-A)/10から (@-A)までの間なのですよね
たとえば 許容応力が 10(kg/mm2) Z=660(mm3)ならば
M=10*660=6600(kgmm)に耐えるのではなく
Aの 6468(kgmm) を頭の中において 判定します
公の計算書は Z=660(mm3)です
これにて 先輩を傷つけることなく 後輩から つっこまれる事なく 安全確実なものが設計出来
「大体なんです」って 軽〜く 笑顔で通り過ぎる事が出来ます
高々断面性能です
明日の 貴方のために 頑張ってくださいませ(^_^)/~
5.突然ですが 幸せのアンケート投稿ありがとうございました
20050212 で 94ヒットとなりました