200903111.htm

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段付丸棒の回転曲げの許容応力答え


問題です

S45CNの回転軸端です
軸径左から D=
d=

36(mm)
30(mm)

コーナーR 種類有ります
(2軸あると言う意味です)
ρ=

0.3(mm)と
0.05(mm)
荷重右端 W=

不明(kg)

Wからコーナーまでのスパン
L=
不明(cm)

回転軸材 S45CN 削りだし品
ヤング係数: E= 21000(kg/mm2)
長期(10^7回以上)に受けうる軸を設計したい
コーナーに許容される許容応力を算出して頂きたい
これで 軸の許容荷重が算定出来ますよね

答え
1.許容応力は一般に設計採用の両ぶり回転曲げ疲れ限度値と言われ

で 必要部分(小アール部)を拡大すると

と成っておりますので
R0.05〜R0.3の長期(10^7回以上)は8.4(kg/mm2)となります

説明
1.1 答えを教えてくれた 先輩に出会えましたでしょうか?
本やり方と 裏技の2つ説明致しますが
その他
Lipsonさんらの方法 
Peterson(ピーターソン)さん方法
Siebelさんらの方法 が有ります
どれか一つ知っていないと
軸一本設計出来ない設計者と成ります
軸の設計は設計歴何年ぐらいで出来ように成るべきでしょうか?
設計歴10年生の方は当然と思うのは私目1人でしょうか
1.2 ピーターソンさん方法は1848年頃?だったでしょうか?
(調べのが邪魔くさい)
から改良が行われ世界的には主流派の様ですが
私目は日本人なので 
(社)日本機械学会の方法を使用しております
本の初版は昭和36年だから新参者です(*^_^*)
1.3 σwdk-ρ/d曲線の説明
横軸に下辺上段より
図中のρ/dを左端0で右に大きく設置
15ρ/d:ρ/dの15倍の値で φ15時の実ρ寸法を示す
30ρ/d:ρ/dの30倍の値で φ30時の実ρ寸法を示す
100ρ/d:ρ/dの100倍の値で φ100時の実ρ寸法を示していて

縦軸に 
σwdk;切り欠き部寸法dの両振り回転曲げ疲れ限度応力度
を下左端0で上に大きく設置しています
σw10;標準試験材寸法φ10程度の両振り回転曲げ疲れ限度応力度
ζ;(ジータ)寸法効果係数
β;(ベータ)切り欠き係数
Sζ:(エスジータ)ζのばらつき90%下限限界値→1.1
Sβ:(エスベータ)βの回転曲げ時ばらつき係数 *%→1.1
図中 材料 SCM435,S45C,SUS304,SS400,A6061BE-T6に各々
d=15:φ15時選定曲線
d=30:φ35時選定曲線
d=100:φ100時選定曲線 を記入していて
σw/σB:疲れ限度/引張り強さを 算定用の数値として材料名の下に各々併記してある
1.4 切り欠き係数は β=1+ξ1ξ2ξ3ξ4 で
回転曲げのξnはC1=0.71 C2=0.016 C3=0.1 C4=0.07 C5=5.75
寸法効果係数も 計算式通りで
SζSβは表記こそ異なりますが 数値はそのままの値を挿入して
機械的に算定してグラフ化した物です
1.5 D/d=1.2 のみとした
軸と言う物は D/d=60/30なんて滅多にないのです 33/30も有りません
BRGの段差 62系列を使うと 36/30とか120/100=1.2 程度となるからです

1.6 軸径は d=15,30,100の3種とした
軸径は16〜100とした
φ4からφ10とかって軸は有りますが こんなの雑品の域と考えます
希に φ100〜300なんて大物が有りますがその時はどっちみち計算書を作成する
現実問題計算書を要求されない設計では99%はこの中に入ります
1.7 材料は表記のものとした
色々有りますがもうそんなもの別途検討するとしました
1.8 ρは糸面から7までとした
アール6以上は殆どないとしました
ピーターソンさんの形状係数は
小アール時は勾配がきつく30倍にも達すると言われていて
ηの変換時の勾配がきつく誤差が多き過ぎと判断しております
その点 機械学会は ξ3=1-e-C4d/ρ で算定出来るけれど
グラフ自体が使い物に成らないので
私目が勝手に替えたものです(*^_^*)

本値は 寸法効果の下限のばらつきの90%の精度が有ります
別に私目が言っている訳では有りません
小堀氏は信用がないからなあ〜」って仰るでしょうか−−−アッチャ(>_<)
反論は致しません
日本機械学会の方が言っております それで
形状係数や切り欠き係数や寸法効果を省略 
材料と寸法とコーナーRが判れば出るようにしたものです

2. 使い方
2.1 本問題の答えの見方
今 材料S45CNだから ピンクの曲線で
軸径30(mm)より d=30の曲線を選定します
ρ=0.3と0.05だから 詳細拡大図 20090322−2verをみて下辺
横軸30ρ/dの0.3と 0.01〜0.75の間0.05を上に見て
選定したd=30の曲線との交点を左に見て縦軸の8.4(kg/mm2)が答えと成ります

2.2 SCM435 d=100 ρ=2.5 の時10.7(kg/mm2)

SCM440 d=100 ρ=2.5 の時10.7*100/95=11.3(kg/mm2)
SCM440→SCM435との σB比 100/95 を乗じます

S45CN  d=30 ρ=1 の時8.99(kg/mm2)

S45CN  d=15 ρ=0.3  D=22.5 の時  if (D/d=1.5 →k=1.07)
9.8*1.2/1.5*1/1.07=8.39
 計算すると 8.39(kg/mm2)と成ります(*^_^*)
 d=30,d=100も安全側と成ります

S20CN  d=30 ρ=1 の時7.6(kg/mm2)
S20CN→SS400を読みます

SUS304 d=60 ρ=0.6 の時
ρ/d=0.6/60=0.01=0.6/60=0.01 ザクット7.2(kg/mm2)と読みます
 計算すると 7.24(kg/mm2)と成ります(*^_^*)
許容応力を求めない使い方
3.1 許容応力はいくらかと聞かれないので
出しても意味が小さいのが現実です
今スプロケットが W=1000(kg)静荷重で掛かってる時
ボス幅が2dで有り端面まで1dの時
軸径は
SCM435で d=√W=√1000=31.6→35(mm)
S45CNで d=√1.25W=√1250=35.35→40(mm)
とすれば コーナRが糸面でも 10^6 回以上抗する軸が出来ます(*^_^*)
3.2

許容応力がでますと 10^7回 (10^6回でも良い)荷重に抗するのですが
σwdk=32M/πd^3=10M/d^3より
M=σwdk*d^3/10 と成りますよね
ココで
M=Wd=σwdk*d^3/10とおくと
W=σwdk*d^2/10より  d=√(10W/σwdk)
SCM435 のσwdkは10以上なので d<√W となります
S45CNは 10/8=1.25なのでd<√(1.25W )
ボス幅が1dで有り端面まで0.5dの時
d<√(W/2) 又は d<√(1.25W/2)になるのは当然です
そして 
Rを付ければ 軸はドンドン細くしても良い事に成ります

おめでとう御座いました(^O^)
本に載っている式は使い物に成りませんでしょ
こうやると一発で軸を決める事が出来ます
お若い人がなぁ〜も考えずに遣って来るので
中身を吟味していると 遅くなり
吟味しても評価して貰えないので
ポンと出さざるを得ないのです
これにて
貴方は軸の曲げ応力を出すことが出来ます
荷重から軸をポンと決め事も出来ます
しかも際際で安全で確実です
頑張って下さいませ 明日の貴方のために(^_^)/~

突然ですが幸せアンケートに投稿 
最後の2問には コメントを入れて下さいね
只今 最終更新日 2009年3月22日19時4分
回答者数 : 1100 人 となりました
ありがとう御座いました

機械開発設計者が 簡単に仕事がこなせるように ここから 心よりお祈り致します。

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